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続×5 危険がいっぱい!

「Definitely!Definitely!Definitely!」

アニマル浜口の「気合いだっ!気合いだっ!」みたいに、今日こそ絶対!絶対!を連呼しながら、J はぶつぶつ独り言を言って部屋中を見渡し....

ついに!

「ここに決めた!」

と、高らかに宣言したのでした!

私とSayuri の安堵したことと言ったら....

その時、5月半ば頃....

初めてJ に物件を頼まれてから1ヶ月半が経っていました....

その日はすぐ解散となり、次の日曜に印鑑と外国人登録証のコピーと前金の6万円を用意して契約することとなり、私は英語が通じてなければ大変だと思い、J に何度も何度も念を押しました。

J は契約もしていないのに、早く鍵をくれ、鍵をくれ、と、せがむ....

何でも、前にいた白老の一軒家の官舎にまだ荷物があるので、それを取りに行って、早く部屋に入れたい、のだそう....
(鍵は契約後に渡す決まりよと、説得しました)

おまけに、私達の住民票に当たる外国人登録証の住所が未だに前の住所地のままになっていて、不動産会社からは札幌に住所変更したものを提出してほしいと言われたのに、J はどこでどう手続きしていいかわからないと言う....(-_-;)

もう正直、さすがのお人好しの私も放っておきました....


次の木曜日のレッスンで....

いつも始まりは、

「What's new ?」

1週間の出来事を話すことから始まるのですが、J が「今日はオレから!」と言って、

「部屋が決まったので、引っ越しするんだ!」

などと話し始めるので、びっくりしました(@_@)

J は自分で、生徒とプライベートで会ったりすることは禁止されているので、この件は内緒にして欲しいと、何度も言っていたのでした!

クラス中がその話で盛り上がっているのに、私だけ知らん顔もできないので、白々しく

「へ〜、どんな部屋?(^o^;)」

などと質問したりしましたが、内心は冷や汗ものでした(-_-;)


1時間はしゃぎっぱなしのJ は、帰り際に

「電話する!」

と、私に向かって手を振り、別れました....
(なぜかメアドは交換していませんでした)


そして....

電話がないまま契約当日の日曜日の朝を迎えることになったのでした....


to be continued ....
by ururu1123 | 2011-11-20 15:25