2014年 11月 15日
続々々.チップ
10月のある日、常連のお客様に寿司折をいただいた私は、いそいそと駐車場に向かいました(o^^o)
すると…
な、な、な、なんと!
愛車ピンクのFitちゃんのエンジンがかかっていて、駐車場の出口近辺にとまっているではありませんかーーΣ(゚д゚lll)
私は、真冬になれば、駐車場に着く前に電話をかけて、(暖気運転のために)「エンジンをかけておいてください〜」とお兄さんにお願いすることはありますが、その日はまだ10月で、その必要もなかったので…
車のエンジンがかかっていて、めちゃめちゃビックリしました!
「えー?なして?
なして、車がここに?
なして、エンジンかかってるのー?Σ(゚д゚lll)」
私は慌てて茶髪のお兄さんに聞きました…
ずいぶん前からエンジンがかかっていたのかと、ほんの少し怒り気味だったかも知れません…
普段から口数の少ないお兄さんは、ボソボソと聞き取りにくい小さな声で…
「あ、いえ…
たまたま、事務所の窓から横断歩道を渡って来るのが見えたので…」
私はビックリして、
「あー、そうか、ありがと、ごめんねー(^◇^;)」
と言って駐車券を渡し、車に乗ろうとして、ほんの少し考えました…
何度も言いますが、死ぬ間際に食べたい食べ物は「お寿司」…
私は仕事中も、帰ってお寿司を食べるのを楽しみにしていたのです…
私のお腹が空腹で「グ〜〜」と鳴りましたが…
思い切って!
「兄さん、寿司食いねぇ!
蝦夷っこだってねー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」
なんてこたぁ言いませんでしたが…(;^_^A
「お兄さん、お寿司食べられる?
これ、いただきものだけど、良かったら…」
と、お寿司の入った紙袋を差し出すと…
普段おとなしい〜〜茶髪のお兄さんは、
「あ…ありがとうございます…」
と、小さな声で返事をして、それはそれは嬉しそうに笑顔で紙袋を受け取りました…
大好物のお寿司を食べそこなった私でしたが、
「このお寿司をお兄さんにあげれば良かったな…」
と、後悔しながら食べるよりずっといいと、
「いつもいい仕事してくれてるから、たまにはね(;^_^A」
と、グーグー鳴るお腹に言い聞かせ、暖気運転で温まった愛車ピンクFitで家路についた私でした…
The end.
余談ですが…
次の日の夜中、駐車場に行くと…
茶髪のお兄さんは、
「あ…昨日は…ありがとうございました…」
と、小さな声でお礼を言ってくれました…(;^_^A
by ururu1123
| 2014-11-15 11:30