2017年 05月 30日
続✖︎11.医療通訳
私は必ずバッグパックに折鶴と真っさらな紙を入れ、飛行機の中やカフェなどで知り合った現地の人にあげたり、興味があれば折り方を教えてあげたりしたのでした…
その時に必ず話すのは…
去年の夏、オバマ大統領が日本のヒロシマを訪れ、世界の平和のために鶴を折った話、なのですが…
ナント❗️
私がNYで話したこの話で、去年の夏にオバマ大統領がヒロシマを訪問したことを知っていた人は、7人中1人だけ(日本に旅行したことのある70くらいの女性)だったのです‼️
(中には"ヒロシマ"を知らない大人まで❗️)
空港のジンギスカンの店で、18歳のKさんに鶴の折り方を教えてあげることになり…
「You fold this side to the center like this〜.」
と、英語が云々よりも、実際に私が折るのを見せてあげた…
Kさんは途中まで順調に折っていたものの、だんだん複雑になるにつれ、私が手伝うことが多くなり…
最終段階まできたとき、パパさんがタバコ休憩から戻って来ました。
「What are you doing?」
「We're making a paper crane.」
そう言い終わり、
「タラ〜〜」
と、羽を広げて鶴が完成すると…
2人は目を丸々とさせて、手品のようだと驚いていました。
私はもう一枚紙をあげて、またトライしてみてね、と言いました。
さて、昼食が終わり、まだ1時までには1時間近くありました…
父娘はコーヒーを飲みに行くと言いましたが、私はボスのMさんから、やいのやいのとメールがきていましたから💦
「マイクロバスを空港の一般車両のところに駐車出来ないかもしれないから、全員集まったら、そこに連れて来て欲しいので、あらかじめ動線を確認しておくように❗️」
なので、私は父娘に、1時前に預けたカバンを出して到着口に集まるように伝え、動線の確認に行きました。
そこで少し迷ったので、Mさんに電話をかけると、早速、元J◯◯のやり手部長だったと言うだけあり、ガミガミガミと耳をつんざくほどの熱血指導があった…(ーー;)
「大丈夫か⁉️
そんなことで❗️
しっかりしてよ‼️」
イラっとしながらも、へいへいと、心の中で返事をし確認を済ませると、エレベーターの場所なども確認しながら到着口に行きました…
すると、コーヒーを飲み終えた父娘がもう来ていて、待合の椅子に座っていました。
私を見ると、パパさんは自動販売機にお金を入れながら、何か好きなものを飲みなさい、と勧めてくれたので、ペットボトルのお茶をいただくと、またタバコを吸いに行ってしまった(^◇^;)
私はお茶を飲もうと、Kさんの後ろの列の椅子に座ると、
「Rie、隣にいらっしゃいよ。」
と、Kさんが言うので、隣に行きました(^◇^;)
すると…
「もう一度、鶴を折るのを教えて。」
とKさんが言いました。
私は、さっきはザックリ教えたので、不恰好な鶴になってしまったけど、今度は少し厳しく、隅をキチッと合わせて折るように何度もやり直しをさせました。
そのうちにパパさんが戻って来て、様子を見ていたのですが、Kさんは
「あ〜、もうムリ❗️
あまりにprecise過ぎて、出来ないわ〜〜。・°°・(>o<)・°°・。」
Kさんがprecise、preciseと繰り返すので、precise(正確な、精密な、几帳面な)と言う単語をなるほど、こんな時にも使うんだ〜〜、と頭にメモした(^◇^;)
結局、途中から私がpreciseに鶴を折り、美しく完成❗️
日本人の手先の器用さを見せつけたのでした(≧∇≦)参ったか❗️
さて…
そうこうしているうちに、飛行機の到着する1時に近くなっていました…
to be continued…
by ururu1123
| 2017-05-30 14:05