2015年 09月 23日
続々々々々.花ちゃんの見舞い
Mさんの入院も1カ月半を過ぎた頃…
無事に退院して、自宅でリハビリを続けます!と、元気なメールが届きました!
あれほど、Dr.から「良くて車椅子の生活」などと告げられていたにもかかわらず…
元の生活に戻れるなんて!
私は、半信半疑と言うわけではないにしろ、本当に大丈夫かしら?と言う心配な気持ちと、花ちゃんのことが気になり、快気祝いにマンションに訪ねて行きました。
ピンポーン♫
インターホンを鳴らすと、ドアの向こうから花ちゃんが廊下をキャンキャン鳴きながら走って来るのが聞こえました。
Mさんが鍵を開ける間、ずっと花ちゃんはドアをカリカリと引っ掻いて興奮していました。
私は久しぶりに花ちゃんに対面して、また近所の公園まで散歩に同行させてもらったのですが、Mさんの歩調が入院前よりゆっくりになった以外は全て元の生活に戻り、Mさんも花ちゃんも本当に幸せそうでした…
私は、
「花ちゃんを里親に預けてしまわなくて良かった。
本当に良かった。」
と、Mさんをうっとりと見上げながら歩く花ちゃんの幸せそうな表情を見て、つくづく思ったものでした…
その頃の花ちゃん(*^^*)
あれから…
私も激忙しい日々を過ごし…
5年の歳月が流れました…
時々メールで近況報告し合うものの、花ちゃんの散歩に付き合うことはすっかりなくなっていました…
そして、今年の9/11…
カレンダーを見ながら、
「Mさんの誕生日だな〜」
と思い出しながら、バースデーメールを送りました。
程なく返ってきたメールには、こう書かれていました…
「花が不治の病にかかって、余命いくばくもないので、天国に逝く前に会ってあげてもらえるかい。」
to be continued…
by ururu1123
| 2015-09-23 12:20