2016年 05月 17日
続々々.天国からの使者ヴィヴィアン
14年間一度も私のそばに来ることも、喉をゴロゴロと鳴らすこともなかったヴィヴィアン…
それでも、私は最後まで飼育する責任を全うしたことで、安堵感でいっぱいでした…
夫君のユニコは事態が飲み込めないのか、相変わらず私にスリスリして喉をゴロゴロゴロゴロ鳴らして喜んでいる…
そんなユニコを無視して…
ヴィヴィアンをバスタオルで巻くと、段ボールに横たえて、冷凍庫にたくさんあった保冷剤を全部入れました…
そして、目をつぶって手を合わせると、顔を洗いに洗面所に向かいました…
ごめんね、ヴィヴィアン…
やっぱり涙は出なかった💦💦
そして、7時の釧路行きの汽車に飛び乗ると、ヴィヴィアンを動物斎場に連れて行くことなど、いろいろ考えているうちに爆睡してしまいました…
釧路の実家に帰ると…
2年ぶりに会う兄と弟が喪服に着替えて、シュッとしていて、
「どの猫が死んだの?」
と、気を使って聞いてきましたが、
「茶色のメスで太ってる子…」
と、答えると、
「てか、3匹とも全部太ってるじゃないか(≧∇≦)」
と言って、2人で笑い出しました(ーー;)ムカ
お寺に行き、お坊さまが読経している間、父が亡くなった頃のこと、ウルル、そしてヴィヴィアンの死…いろいろなことを思い出して、シクシクと泣いてしまいました…
夕方、家族での会食を終えると…
私は、夜7時の汽車に乗って札幌に向かいました…
これまで、釧路、札幌を往復したことは何百回とありますが、初めての釧路ー札幌の日帰りでした…
たとえ、恋敵とはいえ…
ヴィヴィアンの通夜をしてあげるために、私は喪服のまま夜行列車に飛び乗ったのです…
待ってろよー、ヴィヴィアン❗️
to be continued…
by ururu1123
| 2016-05-17 15:55