2017年 04月 18日
続々々々々.医療通訳
「骨は大丈夫ですね〜。
おそらく、ささくれを剥いた時にばい菌が入り、『ひょうそ』と言う症状になってしまったのでしょう。」
うー、「ひょうそ」が訳せない〜〜(^◇^;)💦
と、心の中で焦っていると、Dr.は
「私は整形外科なので、このあと、形成外科・皮膚科の先生に診てもらえますから、そちらから処方箋が出ると思います。
また、前で少し待っていてもらえますか。」
通訳もままならないままに、診察室の前で待つことになりました。
整形外科、整形外科❗️
「へー、Orthopedic surgery って言うんだ。 形成外科はPlastic surgery (^◇^;)
skin doctor(皮膚科の先生)に診てもらって処方箋を出してもらうことになるみたいよ。」
えーと、処方するは「prescribe」処方箋は「prescription」か。思い出した(^◇^;)
そしてまた数分待って、違う診察室に呼ばれると、30代半ばくらいの元気のいいDr.に診察してもらいました。
そして、さっきの整形外科のDr.の時と同じく、ひょうその説明を少し細かくして、薬の説明を始めました。
何でも、抗ウィルスの抗生剤を飲み薬と塗り薬の2種類、抗生剤は1日3回食後3日分、塗り薬は1日1回塗布して、カットバンを取り替えてください、とのこと。
「痛み止めは、ロキソニンを出しますが、胃薬と一緒に飲んで、最低でも4時間はあけてください。」
実は、(私が)今年の元旦に歯科の救急外来にかかり、その話をアカデミーでスピーチしたり、LucasやAliにしていたので、抗生剤はantibiotics、痛み止めはpainkillerと、すぐにスラスラと出てくるのですが、「塗布する」が出て来ない💦
とりあえず、Put cream antibiotics on your finger.
と、Aliに言って、十分通じたのですが、気になったので、診察室を出てから電子辞書を調べてみると、塗るは「apply」を使うらしいΣ(゚д゚lll)へー❗️
(普段、applyは「申し込む、適用する、応用する」と言う使い方しかしなかったので💦)
余談ですが…
Aliの指に塗る抗生薬をapplyしてくれたのは、まだはたちそこそこくらいの若い男性だったのですが…
てっきり、なりたての「看護師」さんだと思っていたら、「本物の」Dr.が、
「研修の先生、ちゃんとできますか?
ただボヤッと見てないで、テキパキ処置して下さいよ❗️」
と、叱っていたので、看護師さんではなく、研修医の先生だと言うことがわかったのでした(^◇^;)
彼は手先をブルブルと震わせながら、Aliに絆創膏を貼っていました(^◇^;)あーあー、1枚ムダにしてから〜、不器用やね💦
通訳1年目の私も、心の中で、
「頑張って、いいDr.になってね〜〜(≧∇≦)」
と、エールを送りました。
そんなこんなで、処方箋を出してもらい、隣のpharmacy(ファーマシー)で薬を受けとると、1時間半くらいで有料駐車場から出ることが出来たのでした。
(ちなみに、全額ではありませんが、駐車券を病院からもらいました(^o^))
このあと…
「Ali、なんか少し食べて、すぐ薬を飲んだ方がいいよ。」
と言って、ファミレスに連れて行き…
次の日の某国のツアーアテンドの仕事の為の英語の準備を、2時間みっちり手伝ってもらったのは、言うまでもありません(≧∇≦)
備えあれば、憂いなし
これらの準備がそれからこんなにも早く功を奏するとは…
神様でも予知出来なかったでしょう…
to be continued…
by ururu1123
| 2017-04-18 14:10