2018年 09月 18日
続々.女は度胸
そうこうしているうちに…
Dr.Rが他の2人を連れて来て、私をツアーガイドだと紹介しました。
いつものように、ニッコリ笑顔で固く握手をして、名前を名乗ると、3人の大男に囲まれて、小さな日本人女ガイドは自信満々(のフリ)で、北海道地図を広げて彼らに聞きました。
(こう言うこともあろうかと、カバンには北海道地図やいくつかパンフレットなどを持ち歩いているのでしたf^_^;)
「So〜
We're here, Sapporo〜
それで…
私たちのいる札幌はここ。
明日は何時にどこを出発して、観光地はどこを周りたいですか?」
リーダーのDr.Rが言うには、
「明日は、3人のうち2人が夜6時の飛行機で帰るんだ。
1人は札幌にもう1泊する。
しかも、みんなバラバラのホテルなんだよ。
僕は厚別のEホテル、彼は中央区のPホテル、彼はすすきののMホテル。
朝9時からそれぞれのホテルでピックアップしてくれるかい?
それから、レイク支笏に行ってみたい。
他に何かいい案はあるかい?」
何でも、国際線のため、3時半くらいには空港に到着しないとならないらしい。
登別だの何だのとたくさんは周れない。
しかも、彼らはショッピングや街なかは興味がないらしく、自然がある場所が好きらしかった。
「みなさんはOnsenは入ったことがありますか?」
「Onsen?」
「Onsenって言うのは、Hot springのことです。
パブリックバスで、服を脱いで入ります。
残念ながら男女別々に分かれてるんですよf^_^;」
と、温泉の説明をすると、大抵笑いを取れるのですが、噂に聞いた通り、ドイツ人は気難しくて、
「いや、僕は別に男女別でも残念じゃないよ。」
と、Dr.Rがニコリともせずに言うので、
「No.
Unfortunately, for ME❗️」
(いいえ、私にとっては残念なんです❗️)
と、間髪いれずに言うと、ニュージーランド人のDr.Sだけが、周りに響きわたる声で爆笑していました(^◇^;)
とりあえず、9時に札幌を出発して支笏湖あたりを観光することに決まり、後からまた詳細を決めたい、と言われて解散しました。
さて、国際会議も終わり、
片付けをしている間も、あちらこちらで、みんな、観光するとか、帰国するとかの話題で持ちきりになり…
何人かの人が私にアドバイスを求めに来ては、小樽の地図や藻岩山、余市ニッカ蒸留所のパンフレットを差し上げたりしました。
そんな中、大型台風が日本に接近しているらしい…と、あちらこちらでヒソヒソと話しているのが聞こえて来ました。
すると、Dr.Rがまた私のそばにやって来て、
「Rie、台風の影響でフライトの時間が早まりそうなんだ。
3時半のフライトになりそうだから、1時半には空港に到着したい。
だから、8時に出発したいんだけどいいかな?」
私は内心「げっ❗️早っ‼️」と思い、天気予報など見て、
「台風はまだまだ3日後くらいに北海道に来る予報だから、明日のフライトには何ら影響ないのにな…」
と、チラッとほのめかしましたが、もうチケット変更したのかもしれないし、余計なことは言わずに「了解」と答えました。
結局、話し合いの末、もう一泊する為荷物のないDr.SがPホテルからすすきののMホテルに電車で行くから、8時に2人をMホテルでピックアップして、厚別のEホテルにDr.Rを8時半に迎えに行くことに決定しました。
一応、何か緊急な変更があった場合に備えて、SNSを交換して、別れました。
3時頃に後片付けは終わり、連日の寝不足で早く帰って寝たかった私ですが…
急いで帰って、ど〜〜〜〜〜〜してもやらなきゃいけないことがありました💦💦
to be continued…
by ururu1123
| 2018-09-18 05:35